火迺要慎

おのぼりやす〜
おくだりやす〜


繰り返されるコトバ。
これ、愛宕山登山の際にかけあう挨拶なんです。
昨日7月31日の夜に愛宕山へ千日参りに行ってきました。

普通の登山のときも「こんにちわ」など挨拶を交わすのがルールですが、う〜んそこはさすが京都(そういう意味とちゃうか)。はんなりと、そしてみやびになっておりますぅ〜。

今回は知り合いのカメラマンさんとスタイリストさん、関西の有名雑誌の副編集長さん、そしてたこめしの4人で登ることになりました。副編集長さん(仮に副さんといいましょう)とは今回はじめまして、でした。小柄でかわいらしい感じの女性だったので、今回の登山はゆっくりペースだろうな〜と思っていたのですが、後でその考えはすっ飛ぶことになります…


登山口
すべてはココから。


のっけからそこそこ急な石階段があったりしたのですが、まだまだ元気。モリモリ登っていきます。



はいはい、がんばりますよん。

登っている人は若い人はもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、子供を背負ったママさんなど、まさに老若男女といった感じ。



ちょうど半分(20/40)山の間からの風景。
山道にはところどころにカンバンがあり、そこに40分の○みたいな書き方で現時点のだいたいの位置がわかるようになっています。そして、この半分を越えたあたりから、たこめしの太ももに不調が…



あたりもすっかり暗くなってきて、この時点で20時くらい。
一緒に登っていた3人のなかで、一番華奢な副さんがすっごい勢いで登っていきます。あとで聞いた話「目の前に人が歩いているのが嫌」だそう。赤木軍馬みたいなひとですね。「なんぴとたりとも、俺の前は走らせねぇ!」みたいな…

リーダーが副さんなので、メンバーの勢いもどんどん加速していき、その速さについていけないたこめしは、このあたりから写真を撮ったり、撮ってあげたりなどしながらマイペースに登っていきました。



やっとこさ、やっとこさついたぜ…

頂上に着いたのは21:00ぐらいだったと思います。この段階で太ももパンパンになってました。本当に運動不足を痛感。ウォーキングなり、走るなりせなあかんなぁ…

フラフラの状態でご参拝し、そのあとお目当てのお札を購入。そして護摩木(ごまき)祈願を見学。



バチバチと近くで見るとけっこうな迫力。
その後30分ほど見学して下山することに。ここも、副さんがリーダーをとっていたので、休みなしのノンストップで降りました。
む〜…仕事のできる女性は山登りもできるのでしょうか。今回はじめてとは思えないフットワークの軽さでした。


そうこうして、下山したのが24時すぎ。それでもまだまだ今から登る人達がたくさんいたのにはビックリ。まだ駐車場待ちとか…
たこめしたちは、ふもとの御茶屋でラムネを飲んだ後、王将へいってゴハンを食べ帰宅。家に着いたのは3時過ぎでした。


以上たこめし登山日記の第一弾、愛宕山でした。

最後に貰ってきたお札『火迺要慎(ひのようじん)』

これを持っていると1000日間は火の災難から家を守ってくれるそうです。
年に1回、7月31日しかやっていないらしいので、これを見て気になった人は、来年一緒に行ってみませんか?